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第61回 大塚・歳勝土遺跡公園 横浜市歴史博物館

    大塚・歳勝土遺跡公園

    現在の都築区センター北駅周辺で1972(昭和47)年に発掘調査によって遺跡が確認され、大塚・歳勝土遺跡といわれるようになりました。

    大塚遺跡には、弥生時代中期の環濠集落がありました。環濠集落とは外敵の攻撃を防ぐために、ムラの周囲に堀(濠)をめぐらした集落のことです。
    当時は水稲耕作を中心に、竪穴住居や高床式倉庫などを備えて100人くらいの住民が暮らしていました。

    大塚・歳勝土遺跡公園

    歳勝土遺跡には、主に大塚遺跡の住民のお墓である方形周溝墓群があります。
    方形周溝墓とは低い四角形の盛り土と、その四辺を溝で囲んだ形をしており、家族のお墓であったと言われています。

    1986(昭和61)年に国の史跡に指定されました。発見された遺構は復元・保存されて「大塚・歳勝土遺跡公園」として整備されました。

    大塚・歳勝土遺跡公園

    復元された住居などから今から約2000年前の暮らしぶりが感じられます。
    横浜市歴史博物館も隣接されて、様々な歴史に接することができます。

    取材場所詳細
    場   所:横浜市歴史博物館
    開館時間:午前9時~午後5時
    休館日  :毎週月曜日・年末年始
    入館料  :一般 400円 高・大学生 200円 小・中学生 100円
    (毎週土曜日 高校生以下無料)
    横浜市都筑区中川中央1-18-1 ★ 地図