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第16回 日本で初めて「西洋理容発祥の地」

    西洋理容発祥の地の像

    「西洋理容発祥の地」横浜港の開港後、横浜港には多数の外国船が入港しましたが、髪結い職人であった小倉虎吉たちは外国船に出入りして、船員の髭を剃っていました。
    外国人に接するうちに、彼らは日本人が断髪する時期が近いことを感じ、外国船の西洋理髪師から西洋理容の技術を学んでいきました。

    1869(明治2)年、小倉虎吉が懇意にしてくれた外国人居留地の中国人宅の敷地内に西洋床を開業したのが、日本での西洋理容業のはじまりといえます。
    文明開化の流れを受けて小倉虎吉の同朋達も次々と開業して、西洋理容は横浜から広まっていきました。
    「ザンギリ頭を叩いてみれば 文明開化の音がする」という時代にあわせ たザンギリ頭のユニークな像は、”ZANGIRI”と刻まれており、山下公園に建っています。

    取材場所詳細
    場所:西洋理容発祥の地
    住所:横浜市中区山下町279 山下公園内  ★地図