政子の井戸の正式名称は、御所台の井戸(ごしょだいのいど)といいます。
政子とは、源頼朝の妻で、頼朝の死後は将軍の代行として活躍し「尼将軍」と呼ばれた北条政子のことです。
政子の井戸は、保土ヶ谷駅から急坂(磐名坂)を上っていく途中にあります。
この道は、「かなざわかまくら道」と呼ばれ、各地の御家人が鎌倉幕府へ向かう道となっていました。
政子は、この井戸の水を使って化粧をしていたという言い伝えがあります。
江戸時代以降も、天皇が保土ヶ谷宿へ立ち寄った時には、この水が料理などに使われたといわれています。
取材場所詳細
場 所: 政子の井戸
住 所: 横浜市保土ケ谷区岩井町70-1 ★地図