神奈川宿とは、江戸時代に整備された東海道五十三次の3番目の宿場です。
現在の神奈川区神奈川本町を中心に、京浜急行神奈川新町駅辺りから青木橋を越え、 横浜駅西口周辺まで続く大きな宿場でした。
神奈川湊(港)や小高い丘などがあり、交通や物流の要衝だけでなく景勝地として宿泊客や遊山の客も多く訪れ、 宿場やお茶屋は日々賑わっていました。
関東大震災や横浜大空襲で多くの建物が焼失しましたが、現在も昔ながらの商店街や料亭が残っています。
幕末に結ばれた日米修好通商条約の後は、周辺の寺院には多くの国の領事館が置かれ、 近代国家幕開けへの舞台ともなりました。
青木橋の南東側にある京浜急行神奈川駅は、「神奈川宿歴史の道」のコース上にあり、 神奈川宿をイメージした駅舎になっています。また、駅名も「神奈川宿」に由来しています。
取材場所詳細
場 所:京浜急行神奈川駅
住 所:横浜市神奈川区青木町1-1 ★ 地図