横浜能楽堂は緑豊かな掃部山公園の一角に建っています。この能楽堂の本舞台は、1875(明治8)年に東京・根岸の旧加賀藩主前田斉泰(なりやす)家に建てられ、後に染井の松平頼寿(よりなが)邸に移築され、1965(昭和40)年まで実際に利用されていました。
これは現存する関東最古の能舞台といわれています。1996(平成8)年、本舞台をメインとして解体移築され、横浜能楽堂として開館しました。能楽堂内には能楽の装束や楽器などを常設展示している他、有料公演時以外であれば二階席から本舞台を観覧できます。
無料スペースもあり、能楽への理解を広く深める役割も持っています。
取材場所詳細
場所:横浜能楽堂
入館時間:午前9時~午後8時
休館日: 不定期
住所:横浜市西区紅葉ヶ丘 27 ★地図